小林風人(中学二年生)

私が大東流合気柔術(合気道の源流)を始めたのは今から約一年前であります。当時、合気道という名前すら知りませんでした。
しかし稽古をしていくうちにこのような事を思い始めたのです。
「合気道(大東流合氣柔術)はピアノと同じである」
私は4才からピアノを習っています。もうかれこれ10年になります。
「呼吸も音楽(リズム)なのだから呼吸をしっかりしなさい(音楽用語ではブレスという)」「姿勢を正しなさい。体が前のめりになっていますヨ。手をしっかり開かないと弾けないヨ(1オクターブなど)」とよく言われます。
この「呼吸、姿勢、開手」は合気道(大東流合気柔術)とピアノは全く同じなのです。
飯田先生が監修した無傳塾のDVD「受け継がれる達人技 触れ即合氣」の表紙には「姿勢、呼吸、開手」の語があります。これを知り、もっと大東流合氣柔術を学びたいと思ったのであります。
競技スポーツと対極にある合気道は勝ち負けではありません。
だからこそ試合方式でない日本古来の稽古法である型稽古の合気道をやる事で心身を鍛え整えられるのだと私は思います。
大人の方は、ストレス解消につながると思います。
だからこそ、多くの人々に合気道(大東流合気柔術)をやっていただきたいのであります。
合気道はただチカラまかせで相手を倒すのではなく
合気という術があるから小さなチカラで投げることができるのです。そんな武道だと思います。
武道を詳しく伝える「月刊誌 秘伝」には、このような事が書かれていました。大東流には技に名前がついていません。名前がついているとどうしても、その名前にとらわれてしまう「言語化しないことの強味」技はこうしてやるのだと決めてしまう(言語化する)のではなく、色々と工夫していく事が大切だと思いました。
「力を出さない 力を与えない 何もしない」ことから生れる合気道を是非一度体感していただきたいのです。
私はこれからも合気道(大東流合気柔術)を続けていきます。

稽古
2014.9.1

オシン・バーク Oisin Bourke

Oisin Bourke

Oisin Bourke

こんにちわ!
オシン・バークです。私は36歳のアイルランド人です。
2003年10月から札幌の無傳塾で大東流合氣柔術の稽古をしています。
アイルランドでは、ホワイトフライヤー道場で約3年、すばらしい先生達(ブレンダン&ブリジット、元気ですか?)から合氣道を習いましたが、合氣会系、イワマ流、トミキ流などの様々なスタイルも体験しました。
また国外から著名な先生を招いて行われるセミナーでは、メリー・ハイニー、スーザン・ペリー、ヘンリー・コウノ、オーバリー・スミス、マイク・スミス、ア ラン・ロドック、エリス・アムダー、ルック・マセット、フリップ・ゴタード、ジョン・ロジャース、ケン・コティエ…等から指導を受けることが出来ました。
これらの先生はそれぞれのスタイルを持っており、指導方法も異なりますが、私が強く感じた共通 点があります。それは合氣—理解しずらい(つかみどころのない)何か流れる力—を使うことです。
2年前私は初めて札幌の飯田先生の無傳塾のクラスに出席しました。
私は先生の両手首を掴み、その時初めて合氣の技を体験したのです。
それは一瞬の出来事でしたが、確かな手ごたえでした。
その後も先生と連絡をとりつつ、”どうしても日本で飯田先生から合氣の技を習いたい”という気持ちが高まり、とうとう日本に来る決心をしました。
そう、今、私は札幌にいます!
私の日本語はまだ上手じゃないけど、合氣道や武道についていろいろな人と意見交換したいと思っています。
日本での生活や合氣道について何か知りたいこと聞きたいことがあったらいつでも連絡して下さい。
(北海道は合氣道の歴史の宝庫です)
ハッピー、トレーニング!!

▼ English

Hello!
My name is Oisin Bourke. I’m a twenty nine year old irishman and I’ve been in Sapporo for the last six months or so practising Daito-ryu Aikijutsu with Muden Juku. I had practised aikido for previously in Ireland, and I was exposed to lots of different styles(Aikikai, Iwama, Tomiki, to name a few).
Apart from practising under some great instructors at the Whitefriar Dojo(Hello Brendan,Bridget et al),I was lucky enough to attend seminars under some excellent teachers like Mary Heiny Sensei, Susan Perry Sensei Henry Kono Sensei, Aubery Smith sensei, Mike Smith Sensei, Alan Ruddock sensei, Ellis Amdur, Luc Mathevet Sensei and Phillipe Goutard Sensei, John Rogers Sensei and Ken Cottier.
I mention the above because all have radically different styles and interpetations of Aikido, yet I feel that there is a common thread running through each style. That common thread is the use of “Aiki” an elusive, fluid force.
A couple of years ago, I was in Sapporo and attended a class given by Iida Sensei of the Muden Juku. I grabbed his wrists and experienced aiki-not as a fleeting experience, but as a definate “thing”. We kept a correspondence over the next year and I decided that here was a once in a lifetime opportunity to learn aiki from a master. So here I am!
My Japanese is still basic, though improving thanks to the help of my long Suffering girlfriend, but the chance to talk on a deep level about all things aikido related is limited. If you have any questions or comments about life and training in Japan, training, aiki history, (Hokkaido is an untapped source of aikijutsu and aikido) write me!
Happy training!

エドワード・ダイソン Edward Dyson

Edward Dyson

Edward Dyson

合気の起源:日本人にしろ、外国人ににしろ、白滝と言う北海道の田舎町を知っている人は少ないと思う。白滝、植芝盛平が武田惣角に習った場所で今年7月に無 傳塾の合宿が行われた。札幌から離れ、山に囲まれて、皆と一緒に稽古するのは珍しい機会だった。塾外の方と稽古する機会もあった。無傳塾の大学生とも久し ぶりに稽古して、上手くなっていると思った。若い人達がずっと続けるといいと思った。

ある意味で、合気は木を育てることと似ていると考える。最初弱いけど、環境が良ければ自然に強くなる。もしかして“合気の苗”も重要かな!来年の3月にイ ギリスに帰るとしても、僕の妻と8月生まれの杏奈を連れて、新たな生活を初めてからも稽古を続けたいと思う。日本で初段を取れればいいと思うが、それはた だの始まりにすぎない。それからどうやって合気を育てて、生活に使えるようにするかが僕の課題。

良いことは、我々は少しずつ世界中にネッワークを広げていること。フィンランドにも行けるし日本にもまた来るし、いつまでもお会いできることを楽しみにしていきたいと思う。

▼ English

The roots of aiki; probably few people, either in Japan or abroad, would expect then to lie in a smaIl town in Hokkaido−Shirataki. We stayed there for our Gasshuku in JuIy. It was a rare chance to be with the other members in a pIace, surrounded by hills and far from Sapporo. I enjoyed training with people from outside Muden, and with the university students, who are making great progress, and who I really hope will keep training in the future.

In some ways I think developing aiki is like trying to grow a tree. At first it is quite weak, but in the right conditions it will grow naturally. Maybe the seeds of aiki are as important as the rootsl Maybe next March I will return to the UK with my wife and little baby Anna, born in August. We will try to make a new I leave Japan, that will be great. Of course, that really is the beginning-the question is how I continue to grow the aiki and to apply it in my everyday life.

But the good thing is it seems we are collecting a network of friends around the world! We will probably visit Finland and are sure to be back in Japan, and will look forward to seeing our friends in Muden Juku whenever we can!

湯淺拓幸

大東流合氣柔術無傳塾
普化正宗虚霊山明暗寺導主、明暗尺八免許皆伝 湯淺拓心

湯淺拓心

湯淺拓心

高校時代から、日本及び東洋の古典的・伝統的な文化に対する憧れの念が強く、心中密かに文武両道・文武不岐の侍を目指して現在に至る。

平成20年(2008)10月、偶然にも大東流合氣柔術無傳塾塾長最高師範飯田宏雄先生と出会う。そのおよそ1週間後、見学に出かけた西区体育館で飯田先 生が次々と演武してくださった神技とも思える絶技・妙技の数々を、未だに私は忘れない。その場で入門、すでに56歳になっていた。思えば大東流合氣柔術へ の13年にも及ぶ長い憧れの日々であった。10月21日、初めての稽古、大東流合氣柔術に完全に魅了される。

その後の充実した日々は、大東流中興の祖武田惣角から、堀川幸道先生、飯田宏雄先生へと真っ直ぐに続く大東流合氣柔術の正統・本流に繋がり、打ち込み、心 身ともに健康でこのすばらしい武術を稽古できることの幸せを噛み締める毎日である。また、修行すればするほど、合氣というものに対する神秘感は深まるばか りであり、この合氣こそは、日本の文化、就中その武的な側面が生み出した究極の到達点なのではないか、と思われてならぬ。そうして、それを最も正統的に受 け継いでいるのが、無傳塾であり、奇しくも武田惣角生誕150周年・同じく渡道100周年、堀川幸道先生没後30周年に当たる来年5月に開催される、無傳 塾創立10周年記念大会、再来年のフィンランド遠征を一つの節目として、大きく世界に羽ばたこうとしているのである。

湯浅拓心

湯浅拓心

「呼吸と姿勢」、恐らくはこの二つこそが、日本の伝統的・古典的文化の精髄であり究極の到達点に他ならぬであろう。そうして、それは深いところで、禅及び 古神道の心につながっていると思われる。その意味でも、大東流合氣柔術こそは、日本の伝統的・古典的文化の究極の姿を端的に体現するものであり、日本の真 姿を世界に知らしめ、広く世界に羽ばたく可能性を秘めていると信じて疑わぬのである。

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