フィンランド支部誕生記念 第10回大東流無傳塾演武大会
≪フィンランド支部誕生を祝して≫
札幌西区体育館にて「第10回大東流無傳塾演武大会」が開催された。
特に今回は、北欧フィンランドに無傳塾の海外支部第1号が誕生し、支部の主要メンバーであるマルク・クンプライネン氏、オスモ・ミッチネン氏、ヤルコ・ワラ氏の来日を歓迎して「フィンランド支部誕生記念」と銘打って盛大に行われた。
演武会場の正面中央には、無傳塾の塾旗にならびフィンランド国旗が掲げられた。フィンランド支部にとっては、日本での“晴れ舞台”となった。
<フィンランド組>
<こども>
大会閉会式では、無傳塾の海外支部を証する正式な「認定証」が授与された。そして飯田塾長よりフィンランド支部の幹部3名に、日本固有の植物である「大花延齢草」の写真がそれぞれに贈られた。
この植物は、北海道大学のシンボルマークにもなっている北海道に縁の深い花である。花を咲かせるのに10年から15年を要し、なんと花の寿命が30年から50年あるといわれている。これは、「積年の修行の果てに花開かせた“合氣の花”とは、その後数十年の歳月が経とうともその秀麗さは失われない」ということを説いた“花言葉”である。
フィンランドに蒔かれた“伝承の種”は、幾度の春を迎えた後に秀麗な“合氣の花”が開くことになる。
Submitted on: 2007年6月17日










































